Tokyo Green

No Mountain , No Life.

三ツ峠山 富士山を愛でる会 北側編

約4分

三つ峠山からの富士山
三つ峠山からの富士山

登山サークルTokyo Green のメンバーが綴る、三ツ峠山企画の模様をお届けします。

2月12日(日)に河口湖の北側にある三ツ峠山に登ってきました。

三つ峠山山頂
三つ峠山山頂

富士山を東西南北それぞれの方角から愛でようというシリーズ企画『富士山を愛でる会』の北側編です。この山は標高1785mでシリーズ最高峰。しかも季節は2月。積雪は確定的。むしろ、ガッツリ冬登山を楽しみに企画しました♪

さて、当日は8:00過ぎに登山口である三ツ峠グリーンセンターに到着。ここに車を置いて、8:30に登山開始です。最初は舗装路を進みます。3日前の木曜日に都心部で降雪があったので、それなりの積雪を期待していたのですが、路肩に雪が残っている程度…。この辺りは降らなかったのかぁ…と少しがっかりしながら進んでいきます。

快晴の素晴らしい展望
快晴の素晴らしい展望

ここまで触れておりませんでしたが、天気は…快晴!“ズドン”という擬音がバッチリ合うような抜けた青空。青空を前に、雲たちは敵前逃亡してしまい、午前中は雲一つないお天気でした。こんな天気ですから、メンバーのテンションは本日の天気のような青天井で上がりっぱなし。一歩一歩、確実に登っていきます。

登り始めて約2時間、標高1,500mを越えたあたりで残雪が顕著に。ここからは軽アイゼンを装着して登ります。ここからは屏風岩の巻き道です。右手にとてつもなくデカい屏風岩を見上げながら進みます。所々に小規模な氷瀑ができています。あまりにも天気が良く、気温も-3℃ぐらいだったので、季節感を忘れておりました。-3℃を「ぐらい」と表現している時点で頭がおかしい証拠でしょう(笑)

犬を愛でる
犬を愛でる

12:00に山頂直下の急登を登り終えると、スカッと展望が!南側に富士山が威風堂々と鎮座し、西側には南アルプス。龍が寝転がって威嚇するように厳しい稜線を見せつけてきます。北側は奥多摩の山塊、東側には関東平野が広がり、うっすらとスカイツリーも確認できました。
それほどに天気がイイ♪自分自身でも怖くなるぐらいの晴天です。

山頂から少し下ると、山荘が続きます。南側にある三ツ峠山荘まで下ります。ここからの富士山ビューも最高で、ゆっくりと冬の突き抜けるような晴天での富士山を愛でます。
この山荘では犬が飼われており、その犬と戯れ、一時『犬を愛でる会』になります。あとは下るだけなので、思う存分、犬を愛でます。

Tokyo Green snow version!
Tokyo Green snow version!

さて13:30から下山です。三ツ峠グリーンセンターからのピストンなので、来た道を下ります。陽が沈みかけた16:00、順調に下山が完了です。
このルートの最大のメリットは下山してきたグリーンセンターにお風呂があること。下山後そのままお風呂へ向かえます。登山口にお風呂、ありそうでないロケーション♪
下山後は美味いもんは既定路線。今回は吉田のうどんです。“吉田うどん”ではなく“吉田のうどん”だそうです。『の』は必須なのだそうです。冷えた身体を温泉で温め、さらにうどんでお腹の中から温める。冬山の下山後、これ以上の幸福があるのでしょう?

『富士山を愛でる会』もあとは西側の長者ヶ岳のみとなりました。3月末の予定なので、雪はないはず。穏やかな山行を期待しながら、このブログを締めようと思います。

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