Tokyo Green

No Mountain , No Life.

北横岳 スノーシュー

約 5 分
八ヶ岳 スノーシュー企画

北横岳 スノーシュー

登山サークルTokyo Greenのメンバーより、北横岳のスノーシューの振り返りです!

日々暖かくなってくるのを感じる3月5日。折角暖かくなってきているのにも関わらず、企画者を筆頭とする変わり者たち9名は、長野県北八ヶ岳にある北横岳へ行ってきました。

北横岳は、八ヶ岳連峰の北部にある標高2480mの山です。山麓にはスキー場があり、スキー場のロープウェイが標高2237mまで一気に運んでくれる比較的初心者向けの雪山です。所々、急登はありますが…

今回、それぞれの装備でそれぞれの雪山を楽しむがコンセプトです。そのため、スノーシューが6名、アイゼンが3名というメンバーでロープウェイに乗り込みます。

10:50発だったので、登山としては遅め。100人乗りのロープウェイはスキーヤーやボーダーばかり。すし詰め状態ですが、さすがは都心部で働くメンバー。田園都市線より…、小田急線より…、と日頃の通勤で体得した“すし詰め対応能力”を如何なく発揮。約7分のロープウェイをやり過ごします。

山頂駅(実際には山頂ではないですが…)に着いたら、そこは白銀の世界。出口からは夏の太陽も驚くような輝かしい陽の光が差し込みます。眩しい!白い!青い!楽しそう!木曜日に雪が降ったので、前方の坪庭と呼ばれるちょっとした平原は新雪で覆われています。間違いなく楽しい!逸る気持ちを抑えながら、装備を整えます。

遠く真っ白な赤岳を望む
遠く真っ白な赤岳を望む

洗いたてのシャツに、かき氷のブルーハワイシロップをこぼしたような白い雪原と青い空。絶好のコンディションのなか、まずは山頂直下の北横ヒュッテを目指し、最初は坪庭のなだらかな雪原を歩きます。初スノーシューのメンバーも多く、みんな規則正しくコースを歩いていきます。THE日本人です。真面目です。もっと新雪を歩いてもイイのに…と思いながら、なぜかアイゼンの企画者がコースを外れ、年甲斐もなく新雪のモフモフと雪にズボズボとハマる感覚をエンジョイします。

坪庭を15分ほど歩くと、目の前には高くそびえる急登が…。「あれを越えます」の一言におののくメンバーですが、さすが歴戦の猛者たちです。斜面をつづら折りに登って行くので、道幅が狭く、スノーシューで苦戦する場所もありますが、順調なペースで登って行きます。急勾配を登り切り、木々を抜けると、前方に“北横ヒュッテ”の文字が!この字体が粋で好きなんです。

この時点で12:00。歩き出す前から空腹感もあったため、山頂へ行く前に腹を満たします。ここでもそれぞれの昼食です。お湯を沸かしてラーメンを作る人、自作おにぎりを食べる人など…。パンと羊羹という簡素な自分が恥ずかしい…。羊羹は譲れませんが…。

腹を満たしたので山頂を目指します。ここから山頂へはさらに急登が続きます。初めは樹林帯なのですが、山頂付近は木々がないため強風が直に体を打ちつけます。必死の思いで南峰から北峰まで踏破します。

前述の通り、とびっきりの晴天です。360℃の大展望です。北には浅間山が煙を上げ、東は奥秩父や奥多摩の山塊が鎮座し、南はズラッと編笠山までの八ヶ岳連峰が一望でき、その先には南アルプス。西には北アルプス。奥穂や大キレット、槍ヶ岳の穂先まで確認できました。

1月に企画者はソロでこの山頂に立ったのですが、寒波の影響で目も開けていられないような状況。辺りも真っ白…。あれ?同じ山頂?と今でも思っています。

強風の影響もあって、ゆっくり山頂で…とは言っていられない。ソソクサと下山します。メンバーはスノーシューを完全に体得。北横ヒュッテで少し装備を直したりしただけで、坪庭までサラッと下りちゃいます。

時間があれば縞枯山に行こうかなと思っていたのですが、時間的に厳しいため予定変更。

蓼科山頂も真っ白
蓼科山頂も真っ白

坪庭を縞枯山荘方面に歩き、縞枯山の斜面にぶつかる辺りでヒップソリ大会です。イイ具合の斜面を見つけ、持参したヒップソリで滑ります。“雪まみれ上等!”ってな感じで、滑り、転がり、笑う。行きかうクライマーたちがギャラリーになる状態でも、恥ずかしがらずに戯れる(一番楽しんでいたのは自分自身なのですが…)。存分に雪と戯れ14:00頃。そろそろ下山です。最後の雪道を踏みしめながら、あっと言う間にロープウェイ山頂駅です。名残惜しく、白銀の楽園に後ろ髪ひかれながら、ロープウェイに乗り込みます。

下山後は風呂と美味しいもんがこのサークルの鉄則?です。メンバーの紹介でラグジュアリーなお風呂に向かいます。敷地、建屋が高級リゾートスパなんです。『○○の湯』しか知らない企画者はソワソワしますが、最高のお風呂でした♪露天風呂からは八ヶ岳連峰が一望できます。“さっきまであそこにいたんだななぁ~”と感傷に浸ります。

風呂の後の美味いもんは、長野なのでやっぱり蕎麦です。まだ17時前なのに、お昼も食べたのに…お腹ペコペコ。

下山後のそば
下山後のそば

「これ美味しそう!」「そっちもイイなぁ~」とワイワイ言い合いながらメニューを決めるのもグループ登山の楽しいところでしょう。ずっとソロ登山だった企画者は、グループやメンバーの大切さに心打たれ、涙したとか、してないとか…。

個人的に、この北横岳が今シーズン最後の雪山。天気も良く、イイ山で、メンバーにも恵まれた最高の締め括りになりました。さぁ!夏に向けて始動します!

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