Tokyo Green

No Mountain , No Life.

山形・月山 1500km横断のロングラン(車が)と山形牛二戦・酒田港海鮮丼・喜多方ラーメン巡礼の旅

約7分

Tokyo Greenの幹事がお届けする登山ブログ「Greenの日々」。今回は山形県を舞台に、登りまくるより食べまくった
状況をお届けします。。。。。

いよいよ秋のドアが開く時期になった9月の三連休。
月山と大朝日岳(結果台風のため中止)、そして山形牛を二日連続で夜食べるという
なんとも贅沢な至福を味わうために、東京発組はおそらく往復1500kmになるであろう
山形を北から南へと駆け抜ける(車で)、そんな3日間を綴っていきます。

月山湖PAより、朝焼け美しや

月山は標高1984mと、このサークルでも同じ誕生年の人が多いという、該当する人には
何かしらの想いを感じる山(私は違います笑)。山岳信仰の山として非常に歴史のある
名山。東北の山に多い、裾野の広い雄大な山容は、標高以上の存在感を感じます。

大朝日岳(正式名称:朝日岳)は朝日連峰の主峰、1870mです。
標高の割に、コースタイムで上りは6時間程度かかる、かなり奥地にある百名山です。
紅葉時には長い稜線がその紅葉の凄みを増してくれ、この時期はとても人気が高いのだそうです。

この二名山を、10名という人数でアタッキングしました!
結果アタッキングは月山のみで、どちらかというと食に走っただけですが(⌒-⌒; )

金曜日深夜、各々の集合場所から出発し、上河内SAにて合流。
土曜日はとりあえず月山から行く予定も、SAのテーブルで先に着いていたメンバー間で
いつのまにか大朝日岳に行きたい空気感が支配、なんだよしょーがねぇなぁ的な感じで、
仕方がないのでその場では変更。コンビニで大朝日岳のコースタイム10時間
に耐えられる(8割計算)食料を買い込んで先に進み、結果月山湖PAで、やっぱり月山で!という
空気感に全員転換。

湯殿山含めて出羽三山ではなく出羽二山を登ることに正式決定も、どうやら湯殿山神社は
AM8:00でないと有料道路が開かないというのを入り口で気づき、後手後手な状態で、
出羽一山の月山のみアタック。
近いのが幸いし、6:00には快晴の姥沢駐車場で1時間ほど仮眠。目を閉じる前は快晴の
月山、1時間後に開くとあたり一面はガスで覆われているという・・・

まぁもうとりあえずピーク踏めればいいな、ってことで8時にスタート開始。
リフトで上がって、早速楽をする我々。
視界は300mぐらいでしょうか?まだ紅葉には若干早く感じるも、姥ヶ岳の稜線は
黄色く色づいているのがわかると、月山山頂あたりはもしかして?のイメージを
持ちつつ進みます。

月山!

月山、裾野の広いこの山容、NHKの番組で見て憧れだったので自分のテンションが高いです。
気温の低さはありましたが、日差しがないぶん体力的にも問題なし。
季節の変わり目を感じながら、霧の山頂を目指します。

牛首あたりから、霧の中から陽がかすかに見え始め、もしかすると?をかなり期待。
そして期待通り、残り100mあたりから一気に視界がひらけ、山頂が視野と同時に
紅葉に色づき始めた月山界隈を一気に視界に。一同全員感激です!
日頃の行いがよかった人たちが多かったようです(笑)
こういうドラマチックなのも、登山口からずっと快晴と同じく、楽しいですね。

山頂神社、奇跡的な晴れ間(^o^)

午前10時前に山頂の神社に到着、はらいたまえきよめたまえと全員でお祓いしてもらい、
邪気と今は食欲を祓う。この時からは、雲海と庄内平野が一望できる展望。
快晴だったらさぞかし楽しかろうと思うが、これはこれで楽しい。
大朝日岳のために買いすぎた食事を1つ1つ消化しながら、集合写真も撮りました!

来週には紅葉見頃でしょうか?
延命地蔵様がお出迎え

それから3時間ほどで下山を完了。旅館にチェックイン後に天童市内の
焼肉屋その1で第1戦を開始。その前に立ち寄った酒屋で、
「山形で焼肉するなら、XXX市内のXXXだよ。いまからいくそこの店はつけダレだからダメ!」
XXXは二日目に行きますが、1日目は酒屋主人としてはダメだそうです(笑)
でもまぁ美味しかったですよ。十四代も飲めたし(^o^)

第一戦!
十四代の後に獺祭を飲んではいけません

さて、二日目にどこを登るか全員で相談。蔵王山しかもうないねぇ〜ってな感じで
日本酒あけて即寝むる。

二日目、蔵王山駐車場でもある刈田岳駐車場を目指す。ヘアピンカーブを抜けた先には
当然ガスと風、雨。そりゃ無理ですよね、ははは〜
ってことで、蔵王温泉で朝風呂にゆっくり浸かり、加茂水族館のクラゲと酒田漁港で
魚を食べよう!の二日目。これで車で山形縦断400kmの旅となります(笑)

山でなければ、平地の天気は曇りもまだ荒れてませんでした。庄内平野に入ると、
鳥海山のこれまた裾野がとても広い山体が綺麗に見えました、
こりゃ確かに登りたくなるんだろうなぁと全員が思う。
実はギリギリまで蔵王山ではなく鳥海山の二択で悩んでいましたが、
山頂の雲の多い方を見ると登っていたら風でやばかったと、止めておいたのが実に正解。
今度いつ山形に訪れるのか、、、惜しい。
とりあえず仕方ない。海鮮丼とクラゲのイルミネーションで我慢しよう。

水族館から出ると、雨風強い日本海に様変わり。早く山形へ戻ります。
そして夜、XXX市のとある焼肉屋で第二戦。
市内で祭りの影響で、交通規制の中を車でグルグル回って20分ロスしたという、
最後の関門をなんとかくぐり抜けます。
一度数年前に訪れたお店ですが、やっぱり最高にうまい!写真の通りです!

第二戦!もうすごいうまい・・・
美味しすぎてトドメを刺されました

大朝日岳完走後のご褒美のはずが、車での横断のご褒美に変わってしまったため、
結果体重を増やしに来ただけの企画に。とりあえず今後5日間は食べる量を減らせば良い
という結論で、あれよこれよとワインボトルは2本開けたりして全員満腹まで
食べつくしました(^o^)

三日目。台風は山形を朝方に通過、蔵王山はライブカメラからの視界が全くないので
もう諦めよう、さてどうする?トドメの喜多方ラーメンで、肉→肉→麺と、
お腹の山を成長させに来たこの企画のフィナーレを達成しました。
怖くて体重計にはしばらく乗れません(笑)

ネギチャーシュー麺。

山形県、大朝日岳・鳥海山・蔵王山に登ってから、焼肉するような最高な
コンディションで登りたいですね。それが叶うのはいつの頃かと・・・
しかし、山形県でさえ東北の南なんですね、デカすぎでしょ東北地方(泣)

しかし、食べて飲んで食べて飲んでしかしていない登山サークルという印象を与えそうですね(笑)
ちゃんと今度は奥穂高岳行く予定です(笑)!

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